元夫の度々の金銭問題で振り回されていて正直なところ清々した気持ちでいました。
ずっと働いてはいますが、子どももいるし給料も高くはないので、私の一番の趣味はお金のかからない自宅パソコンでのネットでした。
自由になった私は、出会い系で男性といろいろ話すことを覚えました。
出会い系ですから、×イチなんて言うと「体が寂しいんでしょ~?」という男性ばかりでうんざりしていました。
それでも「デート気分を楽しみたい」という私の気持ちを理解してくれて、実際に会ってドライブしたり、食事に行ったりする相手も何人かでき、数回会った後はホテルに行くこともありました。
再婚願望もなくせっかく自由になった私には真剣な恋愛も必要ありませんでした。
少し悪戯心が起きた私は、21歳の童貞君と知り合いました。
学生で自宅から通っていて、あまり遊んだこともないようです。
モテないのか聞いたら、「女の子には癒される存在~」とか言われて異性と思われていないのだそうです。
これまでに一度も女性とお付き合いしたことがないそうで、なんだか母性本能をくすぐられました。
PCMAX内でメールのやりとりを続けていたのですが、連絡先を交換してLINEしたり電話したりしていくうちに、どんどんその気になってしまって・・・
ついに彼に童貞を卒業させてあげる話になっていきました。
実際会ってみると、たしかに大学生に見えない少しほわんとした「リラックマ」という印象でした。
入ったことのない老舗の落ちついたコーヒー専門店で話をし、映画を見た後、「このあたりのホテル調べたんだぁ」という童貞君が可愛く思えました。
ホテルに入り、約束通り一緒にお風呂に入りました。
彼がやりたいことの一つでした。
少し体を洗ってあげると、彼のはムクムクと元気になりました。
ベッドに行き、キスをしてみると「何か違うなぁ・・」と思いました。
「あれ?私がリードしてあげなきゃいけないの?」と。
いくら童貞とはいえ、「男」なんだからガツガツ来る野性味が欲しいです。
私は恥ずかしくて自分では言ったことのない「アソコ舐めて・・」などと言わなくてはいけません。
彼のを舐めてあげたら「うぁぁ~~」と恍惚の表情です。
私は指で彼の大きくなったモノを自分に導きます。
「入ったよ、いいよ動いて・・」いよいよ童貞卒業です。
彼は真剣な顔をしてピストンを始めました。
時に顔をしかめながら。
挿入しながらキスをするような余裕はないようでした。
私がわざと膣を締めると「うううっ・・・あぁぁぁ~~~」と童貞君はあっけなくイッテしまいました。晴れて卒業した彼は満足げでした。
しばらくすると、「またしていい?」と。
続けてもう一度しましたが、それでもやはり自分から動くタイプではないようです。
実は私もセックスは受け身なもので・・・
何度かその後も「会いたいよ」と言われましたが、実現することはありませんでした。